貴社のリスク対策は万全ですか?
こんなリスクがあるから、損害保険に加入しなさい!と言うのではありません。
①自社のリスクを発見します。
②発見したリスクを分析・評価します。
③リスク対策を選択します。
この流れで、考える必要があります。
例えば、「地震」によるリスク対策は地震保険への加入だけじゃないですよね?
どんなリスクが存在しているのか?
もれなく発見することが重要です。
火災、地震や台風は思いつきますよね。
従業員の現場でのケガも想定できます。
従業員さんのマイカー通勤での事故はどうでしょうか?
会社が損害賠償請求を受ける場合があります!
そのリスクの発生頻度はどうでしょうか?
そのリスクが発生した場合の被害に会社は耐えられますか?
発生頻度が高く、影響も大きいリスクと
発生頻度が低く、影響が小さいリスクとでは
対応に違いが生じるのはあたりまえです!!
①リスクの回避
まずは、避けることができないのか?
危険な事業からの撤退、外注化などにより、リスクそのものを回避することを検討します。
②リスクの軽減
すべてのリスクが回避できるわけではありません。
そんな中でも、リスクを軽減することは可能です。
例えば、従業員さんのマイカー通勤時の事故によるリスクに対応するために、全従業員さんの
車両について、任意保険の加入の有無を確認するのは今や常識となっています。
③リスクの保有
すべてのリスクに対して、保険をかける必要はないでしょう。
そのリスクが発生した場合でも、十分に会社の資金で対応できる場合には、リスクそのものを
確認しながらも、リスクを会社で保有することは、りっぱなリスクマネジメントです。
④リスクの移転
上記の①~③を検討した結果、会社で保有しきれないリスクについては、損害保険等の保険加入
をすることにより、リスクを移転させることになります。
ここまで検討した上で、最終的に保険加入の検討に入ることになります。